【ゼロ災害を目指そう!】毎月行われる社内災防協を紹介
こんにちは😊
気が付いたら今年ももう10月まで来てしまったんですね💦子供の頃に親が、「毎年、1年過ぎるのがどんどん早くなるなー。」的なことを良く言っていたのですが、子どもの頃は「こんなに1年は長いのに何言ってるんだろう。」と思っていました。
今となっては、親が言っていた意味がよーくわかるようになってしまいました(笑)
大人になればなるほど1年が早いっていうのは、こういうことなんですねぇ(しみじみ😌)今年もあと3か月となってしまいましたが、引き続きインサレイションテクノロジーの様子を色々と紹介していきたいと思いますので、お付き合いください😊
ということで、今回はコロナでなかなか対面での実施ができていませんでしたが、7月から復活した社内災防協の様子を紹介していきたいと思います✨
Instagramでも毎月、災防協の様子を投稿しているのでよかったらそちらもご覧になってみてください!
目次
災防協(災害防止協議会)とは
災防協(さいぼうきょう)とは災害防止協議会の略
災防協を行う目的
災防協の目的は、その名の通り災害を防止することです🙌
インサレイションテクノロジーは熱絶縁工事業の会社ですが、設備屋と言われることもあります。
業種で言うと建設業になるのですが、建設業は労働災害の危険性がある業種であると言えます💦
特に三大災害と言われている災害には注意が必要で、この三大災害はわかっていても発生してしまう可能性の高い災害なので、定期的に確認をすることが大切であるとされています!
三大災害
- 墜落災害
- 飛来落下災害
- 機械関連災害
また、インサレイションテクノロジーは、元請けではなく一次、二次として工事を請けることの多い会社なので、元請け会社さんが行っている災防協の内容を会社全体に周知させることが大きな目的と言えます✨
開催頻度
災防協の開催頻度には特に決まりはないようですが、インサレイションテクノロジーでは元請け会社が災防協を開催した次の週に社内災防協を実施しています🫡
月1回、1時間程度の開催となっております!
災防協の管理というのは、当たり前かもしれませんが、工事に係る人が多くなればなるほど難しくなります💦
一次業者は、二次、三次業者まで監督しなければなりませんし、元請け業者はそのすべてを監督する必要があります。
元請け業者が開催する災防協には、元請け業者、一次業者だけでなく、現場に入場するすべての二次、三次業者まで参加させることが望ましいとされています。
最近はコロナの名残もあり、リモート会議での災防協も増えているようです。リモート会議なら現場に全員が集まらなくても参加することが可能なので、より多くの人数の参加が可能になりますよね!
私も、毎回リモートで参加させてもらっています🙌
そして、災防協に出席した各会社の代表は自社の作業員に災防協の流れを周知させます。(この周知させるための集まりがインサレイションテクノロジーの社内災防協と言えると思います✨)
開催場所
開催は、インサレイションテクノロジーの新しくなった会議室で行われています。
旧工場をリフォームして出来た新しい会議室は、プロジェクターも完備されており大人数が集まれる会議室になっているので、まだまだ人が増えても問題ありません(* ̄▽ ̄)フフフッ♪
旧工場リフォームについては以前のブログでも紹介していますので、良かったら読んでみて下さい。
BLOGはコチラ👉【こんなにキレイになるの?!】旧工場のリフォームがついに完了しました
開催報告
調べてみると、災防協の報告は定期的に行った方がいいようです🤔
- 出席者の名簿(出席確認)
- 開催状況(写真)
- 開催議事録
これらを作って報告することで、災防協の実施記録を残しておきます。
もし災防協を行わずにいて災害や事故が起こってしまうと、監督責任を特に問われることになってしまいます💦
ヒューマンエラーと呼ばれる人間が原因となって起こるミスや事故は、わかっていても起きてしまうものです。そのため、定期的な注意喚起が大切になってきます😌
災防協(災害防止協議会)の流れ
では、インサレイションテクノロジーの災防協(災害防止協議会)は実際にどんな流れで進行しているか、実際の災防協の流れを紹介したいと思います。
毎月、設備工事部の関口部長、プラント工事部の丸山部長が交互に司会進行を担当してくれています✨
社長挨拶
本来の災防協ですと、議長挨拶がされるようです。議長は一般的に作業所長が担当します。
毎月の状況を加味しながら安全に関する挨拶をして、現場の空気を引き締めることで安全に関する意識を高めることが大切です。
インサレイションテクノロジーでも、最初に社長が挨拶をすることで社員ひとりひとりの安全への意識付けを行い、現場作業で気を引き締めてもらえるようにしています!災防協の規模が変わるだけでやるべきことは一緒ですね✨
伝達事項
伝達事項では、主に元請け会社さんから話のあった内容の周知を行います。安全目標や事故事例などを資料配布し、プロジェクターに移しながら説明を行っています。
- 安全目標
- 事故事例
本来、安全目標は作業工程に合わせて、毎月現場ごとに立てる必要のあるものです。
高所作業が多ければ墜落災害に関する目標を、重機などの機械作業が多ければ機械関連災害の目標を設定します。
社員たちが行っている現場でも各現場ごとに目標が決められているかとは思うのですが、現場に入場する作業員全員に周知することで意識を高めていかなければいけません。
インサレイションテクノロジーの社内災防協では、毎月、重点災害防止目標なるものを設定しております。
7~9月度の重点災害防止目標は『熱中症撲滅』です🥵
主に、1か月の間で実際に発生した事故の事例があれば共有します。
元請け会社さんからの情報をベースに共有することが多いです。作業工程や季節に応じた事故事例を共有することで、安全への意識が高まります!
死亡災害や重大災害の事例を聞くと、身近なところに危険が潜んでいることを再確認できます。
夏場であれば熱中症対策、冬場であれば感染症対策などを踏まえたものも、しっかり共有しています✨
ヒヤリハット
『ヒヤリハット』とは、重大な災害や事故までは至らないけど、それに直結してもおかしくない一歩手前の出来事を『発見』することです👀
名前の通り、突発的な事象やミスにヒヤリとしたり、ハッとしたりすることを指します。
『重大な事故1件が発生する背後には、29件の軽傷の事故があり、さらにその背景には300件のヒヤリハットがある』という法則が100年ほど前から導き出されており、今も事故防止に有効と言われています。
この法則の通り、取り返しのつかない重大な事故を防ぐには、軽微なミスを見逃さないことが大切です🤔軽微なミスが発生したら、その都度、その原因をしっかりと調査し、改善することで重大な事故を防ぐことができます。
ヒヤリハットは報告しないと、上司や同僚と共有できません。どのように報告する環境を作るかが最初の課題と言えます。
現在、日本にはヒヤリハットに関する法律はなく、報告義務や報告書の書式、保管期間などはそれぞれの企業で異なります。
そのため、インサレイションテクノロジーでは、月一回の災防協でヒヤリハットの時間を作っています。
具体的には、各々に、どんな些細な内容でもヒヤリハットの事案を挙げてもらいます。
それらの事案に対して他の社員からも意見やアドバイスを行うという流れになっており、毎回、災防協の時間に組み込まれているのです✨
ヒヤリハットを報告する目的は重大な事故を防ぐことです!
「小さいミスだしこのくらい大丈夫だろう」「今回はたまたま運が悪かった」と考えて報告しないのが一番危険で、小さなヒヤリハットこそ報告して原因と対策を考えることが重要なのです。
私も建設業で事務を始めて、ヒヤリハットという言葉を初めて聞きました👂
聞いた当初は、「何ですか、それ?」という位の無知さでしたが、どれだけ重要なものなのかという事を建設業に関わるようになって改めて実感しております💦
安全ビデオ聴講
インサレイションテクノロジーでは、映像で実際に見るという形で現場の危険箇所や危険な状況などを知ることが出来るため、安全ビデオの聴講も実施しています👀👀👀
特に、まだ現場歴の浅い若手や異業種から転職をしてきているような社員にも分かりやすく、説明もしやすいため定期的に色々なパターンの安全ビデオを聴講することで安全意識を上げ、気持ちを引き締めてもらえるようにしています✨
その他、質疑応答
ここまで周知してきた内容に疑問点がある場合は、この時間で質問をしてもらいます。
全員に周知ができる場なので、その他に共有するような情報や意見があれば確認していきます🙌
安全コール
最後に全員で安全コールをして終了です!💪
今回は、建設業では特に大切である災防協(災害防止協議会)について紹介させて頂きました!
定期的に毎月実施することで安全への意識を高めることができ、全社員の気を引き締めることで事故が起きるのを未然に防いでいけると思います。私自身も、元請け会社さんの災防協にリモートで参加させて頂いていますが、今回調べたことでさらに重要性をしっかり理解したうえで参加できそうです✨
今回も最後までお付き合い頂きありがとうございました😊