【なぜ必要なの?】足場の組立等特別教育について調べてみた!
こんにちは😊
皆さん、ゴールデンウィークはいかがお過ごしでしたか?今年は、飛び石連休のゴールデンウィークになったので、大型連休にはならなかった方も多かったみたいですね👀
インサレイションテクノロジーも事務方はカレンダー通りの飛び石連休でのお休みだったので、私も1日だけ観光地に行って他の日は近所でゆっくり過ごしました🙌ここからしばらくは祝日のない週が続くので気合を入れて頑張ろうと思います😇
では、今回のBLOGです。
今回は、以前のBLOGで数回にわたり投稿させて頂いていました、熱絶縁工事業に関わる資格シリーズで『足場の組立等特別教育』を紹介していこうかと思います✨
既に紹介済みの資格同様に、こちらの講習も歴の長い現場社員は皆が持っているもの。という事で、恐らく熱絶縁工事を行う上でも必要となってくるのであろう資格と思われます。。。が、これまた名前は知っていても内容は良く分からない😅
今回も調べつつ紹介させて頂くという私のお勉強兼になりますが、ぜひ、最後までお付き合い頂けると嬉しいです🙌
目次
熱絶縁工事業に関わる資格とは
こちらは以前も投稿した物と同じ内容になりますが、今回の『足場の組立等特別教育』の他に熱絶縁工事業に関わる資格って他には何があるの?という点が私が読み手だったら絶対に気になってしまうので勝手に復習させて頂きます(笑)
社員たちはどんな種類の資格を持っている?
まずは、1番の関係している資格と言えば『熱絶縁施工技能士』です!これは確実に、熱絶縁工事の施工に関する資格になっており、代表する資格と言えるのではないでしょうか🤔
しかし、この他にもいろいろな現場で施工をするにあたって持っている必要のある資格がたくさんあります。
中でも、インサレイションテクノロジーで基本的に全員に取ってもらえるようにしている資格が、
- 高所作業車
- 職長等・安全衛生責任者教育
- 第1種・第2種酸素欠乏危険作業員
- フルハーネス型墜落制止器具
- 足場の組立
以上の5種類になります!
既に以前のBLOGにて他4種類の資格については、詳細を紹介させて頂きました✨どの資格も、持っていないと現場によっては、せっかく行っても施工すら出来ない可能性が出てきてしまうものになっています。
中でも高所作業車などは、入社とほぼ同時に講習を申し込んで全員に受けてもらっていたりと、入社とイコールで取ることができる資格なのです🤓
高所作業車の仕事についてはInstagramでも紹介していますので、ご覧になってみて下さい👇
また、『熱絶縁施工技能士』のように試験を受けるのとは違い、講習を受けるだけで取得できるものも多く、どちらかと言うと安全に現場で作業するために必ず知っていて欲しい知識を身に着けるための資格といった感じでしょうか🤓
その中で、今回は『足場の組立等特別教育』を取り上げさせて頂きました🫡
足場の組立等特別教育ってそもそも何?
足場の組立等特別教育を受講することで、足場の組立て・解体・変更作業を安全に行うための資格を取得する事ができます。
足場材の運搬や整理等の補助作業のみの場合は、特別教育は必要ありませんが、地上・床上での足場材運搬や整理等しか行うことができません👷
なぜ必要?
高所作業をする場合、足場の組立ては工事を安全に行うためにも必要不可欠なものです。しかし、建設業界において、足場からの転落や墜落・足場の倒壊による労働災害の発生は多く、最悪の場合は命に係わることも少なくありません。
そのような労働災害を防止するために、労働安全衛生規則が改正され、平成27年7月1日より特別教育の受講が義務付けられました👀
特別教育の目的
足場の組立てや解体、変更に従事する作業者が、安全に作業を行うための知識と技能を習得することを目的としています。
特別教育を修了することで、足場の組立て、解体、変更作業を行うことができます。更に、技能講習を受けると足場作業の指揮監督者としての役割を担う事もできます!🤔
熱絶縁工事で必要なの?
さて、では、この資格は熱絶縁工事で必要なのか!?と言いますと。。。
実際に作業を行うにあたっては、熱絶縁工事をするのに足場を直接動かす事はないので、直結して必要な資格なわけではありません💦しかし、足場上で作業を行う現場は多々あります。足場が組まれている現場という事は高所であることは確実・・・
私が入社してから見てきた多くの現場写真の中にも足場が写っている場所は多くありました👀
そんな環境での仕事だからこそ、設置されている足場は大丈夫なのか、不安全作業がないように安全フックはどこに掛ければ良いのか等々、自分の身を守るための知識として、作業前の確認を各自でも行えるような状態にしておくことで社員たちの安全を守るという意味があるようです👷
知識があるのとないのとでは、自分自身で安全確保ができるかどうかにも関わってきますよね!絶対的に知っていて損になる事はない資格なのです。
また、高所作業はどうしても危険が付きものにはなってしまいます。その中で、社員たちに安全第一に作業してもらうためにも必要な資格と言えそうです🤔
どんな講習をするの?
足場の組立等特別教育は、1日かけての実施されるものになっています。実際に経験があるかどうかによって講習時間が変わるようです😯
講習の内容は、足場工事を行う際に、どんな危険があるのか・・・どのような対策が必要なのか等が学べるような教育になっています。
講習内容と時間
- 足場及び作業の方法に関する知識:3時間
- 工事用設備、機械、器具、作業環境等に関する知識:30分
- 労働災害の防止に関する知識:1時間30分
- 関係法令:1時間
受講資格
受講資格はなく、満18歳以上であれば誰でも受講が可能。実務経験がなくても受講することができます。😊
足場の組立ては2種類ある!
既に少し前述しましたが、資格と言っても足場の組立には特別教育と技能講習があります。
以前も、資格の紹介をさせて頂いた時に、免許・技能講習・特別教育について触れましたが、意味が全く異なってくるので自分はどの資格を取るべきなのかをしっかり考えてから受講する必要があります👀
これらは、作業の危険度によって必要な知識や経験が違うために分けられているのです🙌
免許・技能講習・特別教育については以前のBLOGでも詳しく紹介していますので、ご覧になってみてください👇
【知らなきゃ損!?】熱絶縁工事業で取れる資格って何があるの?
特別教育
足場の組立等特別教育は、安全衛生教育という位置づけです。受講し、修了証を受け取ることで足場の組立て等特別教育の資格を取得したことになります。
該当者は、作業主任者の指示で足場の組立て、解体または変更の作業にかかわる業務を直接作業する従事者になります👷
紹介していた通り、インサレイションテクノロジーのメンバーが取得しているのはこちらの資格です👈
技能講習
技能講習は、作業主任者として作業者を指揮する資格です。
誰でもが受けられるわけではなく、受講資格を満たしている方のみが受講可能。また、特別教育にはない修了試験が最後にあります。指揮する立場の資格という事もあり、足場の構造や組立て方法などの知識を一定以上有していなければなりません。
また、技能講習取得者は、特別教育の内容も学ぶため、特別教育の受講をする必要がなくなります🥸
実はインサレイションテクノロジーにも一人だけこちらの資格所持者が・・・。恐らく、入社前から持っていたようですが、万が一の時に使えると思うとやはり資格は持ってて損はありませんね🤔

今回は、『足場の組立等特別教育』について紹介させて頂きました!私は、すっかりこの資格も熱絶縁工事の施工時にないと施工が出来ない場合があるのかなと思っていたのですが、調べて行くうちに直接的には必要ない事が判明して予想外の事実となりました😅
しかし、確実に現場に出る社員たちは知識としては持っておくべく内容なことは間違いない事もわかりました!安全のための資格もしっかり取らせてもらえる環境が整っている事は社員たちの安心にも繋がるのではないでしょうか🤓
今回も最後までお付き合い頂きありがとうございました✨