保温屋さんに向いている人ってどんな人?【チェックポイント付】
こんにちは😊
5月に入り週末お天気が悪い週が続いていますね・・・☔気温も上がって来たので、本格的に冬物やら毛布やらを洗濯してしまいたいなと思っているのですが・・・
なかなかうまい事いきません😇のんびり夏物と入れ替えして行けということだと思って、少しずつ進めていこうと思います。
今日のBLOGです。
本日は、インサレイションテクノロジーのお仕事である、保温屋さん(熱絶縁工事業)に向いている人はどんな人なのだろう!?という所を調べてみました🙌最近、施工写真を見たり現場の皆の話を聞いていると、「こういう人が有利なのかな?」と思ったり聞いたりする事があったので、実際の所はどうなのか?という疑問が単純に湧いてしまったので、紹介させて頂こうかと思います👀
目次
保温職人という職業選択の重要性
保温屋さん(熱絶縁工事業)は、これからの時代にますます求められる『持続可能な社会』を支える仕事であり、安定とやりがいを両立できる重要な職業選択だと言えると思います。
持続可能な社会については、SDGsと関連して以前のBLOGで紹介させて頂いています👇
【今更聞けない…】SDGs宣言ってよく聞くけど何だろう?
社会にとっての重要性
保温工事は、建物や工場のエネルギーロスを防ぐ仕事です。
断熱材や保温材の施工によって、冷暖房率が上がり、省エネルギー・CO₂削減に貢献する事ができ、地球温暖化対策・持続可能な社会の実現に直接関わる職種であり、エネルギー効率を支える【縁の下の力持ち】です。
職人としての誇りとキャリア形成
仕上がると見えなくなる断熱材ですが、その出来で建物や設備の性能が左右される可能性があり、見えないからと言って手を抜けない責任と誇りを持てる仕事です!
また、保温工は国家資格『熱絶縁施工技能士』を取得する事によってスキルの証明ができ、実力があれば年齢に関係なく評価されやすく、努力が形になりやすい職種です。手に職がつくという事は人生の武器になると言えるのではないでしょうか。
安定性・将来性のある職種
ビル、病院、学校、工場や発電所などなど、あらゆる建物や施設等で必要とされる仕事であり、新築工事はもちろんリフォームや省エネ対策でも必要とされる、需要のなくならない職種です。
現在では、新素材や施工法がどんどん進化しており、現場での経験がこれからの断熱・省エネ技術の基盤になる可能性があり、技術革新にも関わることができます。
保温職人の基本的な業務内容
ホームページにもある内容なので、軽くおさらい・・・
- 保温・保冷工事
- ラッキング工事
- 防音工事
- 各外装材等の製造
- 耐火防護工事
- 巻付け耐火被覆工事
保温職人に求められる主要な適正
身体的適正
- 手先が器用
- 高い所が得意
- 体力がある、体を動かすのが好き
- (有利)どちらかと言うと細身な体形
保温工事は、細かい作業が多い仕事。専用のナイフやハサミなどの工具を使用し、断熱材や、ラッキング材を、切る・貼る・巻く・加工する等の作業があります。
作業を間違えると怪我に繋がる可能性もあり、施工自体の仕上がりにも大きく影響してしまいます。
配管やダクト等に保温材を巻いたりラッキングを巻いたりするという仕事上、高い場所での作業も多い職種です。脚立や高所作業車の使用も多いですが、そもそもの施工場所がビルの屋上といった事もあり、高い所が得意な方には向いていると言えます。
高所作業の様子はInstagramでも紹介させて頂いています👇
材料自体は、他の業種に比べると軽めの材料が多いものの、高所での作業の場合など、手運びで階段を何往復もしたり、立ちっぱなしだったりと常に体を動かす現場仕事であることは間違いありません。
体力がある人や体を動かすのが好きという方には向いているかもしれません。
仕事内容的に、どうしても狭い場所で施工せざる終えない場合があるため体形的には細身の方や背の低い方(女性なども)が有利と言えるかもしれません。
ただ、これらの適性はあくまでも向いている傾向があるというだけの話であり、当てはまらない人には向いてません!という極論では捉えないで欲しいです。
- 器用さは練習をしてカバーしている社員もたくさんいます。
- 全ての現場が高い場所での作業ではありませんので臨機応変な対応も可能です。逆に適度な恐怖心を持てる方の方が安全第一の施工が出来るのではないでしょうか
- 体力面に関しても、しっかり小まめな休憩が取られており、まだまだ現役で現場に出てくれているレジェンド職人さんもいます!
- 現在の職人たちの中にはガタイのいいメンバーも多々。そこは適材適所で現場配置が出来ます。
性格的適正
- 協調性・チームワークを大切にする
- 安全意識が高い
- 責任感が強い
- コツコツした作業が得意
手に職の職人仕事とはいえ、チームで協力しながら現場を納めていくための協調性は絶対不可欠!一人では出来ない作業も多々あります。基本的には必ずチームを組んで協力しながら仕事を進めていきます。
チームの一員として貢献できるか、チームでの課題をどう解決するかなど、連携をとって作業を進める協調性と良好なチームワークを作るためのコミュニケーション能力が必要です。
高所作業や道具の使用が多いため、安全を常に意識できる人が向いています。
見えない部分の仕事こそ『手を抜かない』という責任感が必要です。
ひとつひとつの工程を確実に積み上げていくような作業が多いため、地道な仕事が苦にならない人に向いています。
学習能力として求められる適正
保温工事の現場は、単純な繰り返し作業だけではなく、建物の構造や設備、材料の特性などを理解し、現場ごとに考えて作業する力も求められます。
- 理解力と応用力
- 吸収力・素直さ
- 継続的な学習意欲
現場では、配管・ダクト等々の配置や材質が異なるため、それに応じた保温材の選定や施工方法を理解し、応用する力が必要です。また、図面を読んで施工イメージを持てる力があるとより良いと思われます。
先輩職人や職長からの指示・アドバイスを素直に受け入れ、即実行・改善できる人の方が成長が早いです。『なぜそのやり方をするのか』と考えられる人は現場対応力も高まります。
熱絶縁施工技能士などの資格を取るためには、座学・実技の両方の学びが必要です。新しい材料や、工法が出てくる中で、変化に対応できる姿勢が重要そうです。
技術的な適正
保温職人は『手で仕上げる技術職』です。以下のような能力が高いほど向いていると言えるかもしれません。
- 空間認識力
- 段取り力・段階的思考
- 集中力と持続力
配管やダクトが入り込んだ狭い空間でも、効率よく作業するためには、物の位置関係や動線を立体的にイメージ出来る能力が必要です。
『この工程の前にこれをやっておくべき』『次に使う道具はこれだな』といったように、先を読む力があると作業効率が格段に上がります。
同じ姿勢での作業、連続した細かい作業が多いため、集中力を保ち続ける力が必要です。また、雑にならず、最後までしっかりやり抜く粘り強さも重要と言えます。
保温職人に向いているかの見極め方
前述の適正を元に、保温職人向きかどうか簡単にチェックポイントをまとめてみました✨当てはまるものが多い方は、向いている可能性が高いかもしれません🤭
身体面のチェックポイント
- 高所や足場の上でも怖がらずに動ける
- 夏や冬でも現場作業を続けられる体力がある
- 長時間の立ち仕事や中腰でも平気
- 手先が器用で細かい作業が得意
- 腰・膝・肩などに慢性的な痛みがない
- 機械・工具の扱いに抵抗がない
精神面のチェックポイント
- 地道な作業でもコツコツ続けられる
- 物事を丁寧に正確に進めるのが得意
- 細かな違い・不具合に気付ける
- 指示を素直に聞き、すぐに行動に移せる
- 『危険』をすぐに察知して避けようとする意識がある
- 暑い・寒い・汚れることにあまり抵抗がない
- 作業が終わった時の達成感を大事にできる
こんな人におすすめかも!?
- DIYや工作が好き
- 手に職をつけたい
- 目立たないけど『縁の下の力持ち』的な仕事が好き
- 安定したニーズがある業種に興味がある
最初は自信がなかったけど、現場で慣れて好きになったという人も多い業界です。
最も大切なのは、学び続ける姿勢と誠実さ・安全意識。そしてチームワークを重視できる!これさえあれば、身体的に多少不安があっても成功するチャンスは十分にあります!

今回は、保温職人さんに向いている適正とは何なのか!?という点を調べてみました🙌職業的に、どんな能力が必要になるのか。仕事内容が見えにくい熱絶縁工事業ですが、どんな方に適性があるのか分かってもらえたでしょうか。
因みに、会社として応募してくださる方に求めているのは『チームワークを大事にすること』のみ!それが出来れば多少の不安はあっても挑戦してみて欲しいです!まだ見ぬ応募者さんにお会いできるのを事務方も楽しみにしております🤭
今回も最後までお付き合いいただきありがとうございました🙌