2023.6.16

【保温屋の工具って何?】現場ではどんな工具を使って何をしているのか

保温道具一式

こんにちは(^o^)
今回のブログは、現場での作業で実際に使われている工具や作業内容にスポットを当ててみたいと思います!

インサレイションテクノロジーのホームページでは求人募集の具体的な業務内容に『熱絶縁工事施工・工場内にてラッキング製品加工』とあります👆
「何やるの?」と思う方も多いですよね。

この仕事は、「保温の施工がずっとやりたかった」など業務内容を分かっていて応募をする方が少ない職業だと思います。
でも、実際に入ったら何をやるのか分からないのは不安ですよね💧

経験のない方だと、業務内容に至っては、全く想像できないのではないかと思います。(私も全く分かっていませんでした💦)

という事で、実際に働き始めたら何を使って何をやるの?という所を紹介していこうと思います!

主な工事内容はどんな工事なの?

いきなり道具の紹介をしても意味が分からないと思います。その前に、紹介をする道具を使う主な熱絶縁工事業の内容を少し説明していこうかと思います。

もっと詳しい工事の内容は徐々にホームページの『事業内容』でアップしていく予定なので、今回はさらっと簡単に書いていこうかと思います。

保温工事

ダクトや配管を通る温かい液体や気体の温度を変化させずに届けるための工事です。
この工事をする事で、配管やダクトからの熱の逃げを防ぎ、温度を安定させたり効率を向上させたりすることができます。

保温工事の作業内容は?

  • 空調設備や衛生設備などのダクトや配管に断熱材を巻き付ける。
  • 外部からの熱の流入を防ぐために保温材を取り付ける。
  • 断熱材は主にグラスウールやロックウールと呼ばれる材料を使用する。
  • グラスウール

ラッキング工事

今回紹介する使用工具にラッキング工事の道具も入っているのでこちらの工事も説明していきたいと思います。

ラッキング工事とは断熱材を取り付けた配管やダクトを外装材で覆う板金工事の事です。
この工事を行う事で配管や断熱材を保護し、劣化しにくくすることができます。また耐火性や耐久性を高める事ができます。

ラッキングカバー

ラッキング工事の作業内容は?

        

  • ラッキングする配管やダクトの長さや形状に合わせてカバーをかぶせて固定します。
  • 使用するラッキングカバーは、以下の種類です。
  1. カラー鋼板・・・亜鉛メッキ鋼板に塗装したもの
  2. ガルバニウム鋼板・・・主にアルミニウムと亜鉛を使用した鋼板
  3. ステンレス鋼板・・・ステンレス鋼を用いて作られた板材

『鋼板』とは板状の鋼のことです。
鋼は鉄よりも強く加工しやすい性質になっています。板状に薄くしても材料として使えるのは鋼だからです。

入社してから最初に現場で何をすればいいの?

はじめに書いた通り、保温工事やラッキング工事と言われても馴染みがないと思うので、実際に働き始めたら何をしたらいいのかが謎すぎますよね💦

仕事内容が分かる職業だったら、ある程度何をするのかは予測もできますが、全く分からない仕事内容だと予測すら出来ないと思います・・・(´・ω・)

ただでさえ初出勤って気も使うし、緊張するものです。
少しでも初出勤の不安を減らせるように、ほんの少しですが、最初に行う作業や使用する道具についてを調べてみました!

ファーストステップの現場作業とは?

以下、恒例の『社長に聞いてみました!』です(笑)

各現場の責任者に同行し作業の流れ、危険個所の確認等、建設現場の雰囲気を感じてもらい、安全第一で作業できるように努めています。

最初の作業は、保温材(保温筒や保温帯と呼ばれるもの)等を指示された長さにカットする作業です。
それに慣れたら、カットした保温材を配管やダクト等に取り付ける作業を行います。

この作業がファーストステップになります!

支給される工具は何?

ヘルメット

  • ヘルメット
  • 安全帯
  • 安全靴(1年に1度支給)
  • 切創防止手袋
  • 保温材切断ナイフ
  • ラシャハサミ
  • 結束ハッカー
  • 各種板金用工具(下記に詳細を書いています。)
  • インパクトドライバー
  • 等々。

上記に書かせてもらったように、保護具や作業工具のほとんどは会社支給となっています。

例外として、腰袋やスケールは社員それぞれに使いやすい等の好みがあるため、毎月、現場手当を支給し、その中から各自購入してもらっているようです。

特に自分自身で用意して頂くものなどはほぼないので、安心して出勤してもらえると思います!分からないことは先輩社員に聞いてなんでも解決できる環境です。

現場作業で使用する主な工具はどんなものなの?

では、支給されている工具はどんなものなのか、詳しく紹介していこうと思います✨
私も知らない工具ばかりで興味深々でした。

紹介する工具は最初に説明した2つの工事で使用する工具になっています。
保温工事では主に断熱材に使用する工具が使われラッキング工事では主にラッキングカバーに使用する工具が使われています。

代表的な工具

  • 保温材切断ナイフ
        
    保温材(保温筒、保温帯)の切断に使用。
    専用のナイフも存在しますが、弊社で使用しているナイフのほとんどが、食パン等を切るためのナイフと同じものだそうです。驚きですよね👀
  • 保温材切断ナイフ

  • ラシャハサミ
        
    保温帯、亀甲金網、成型用原紙等の切断に使用。
    裁ちばさみという呼び名の方が聞き馴染みがありますよね。布地の裁断ができるものですが、保温職人の道具の一つとして保温工事で使用される断熱材や断熱材の被覆加工に金網、カラーネットの切断などにも使用します。
  • ラシャハサミ

  • 結束ハッカー
        
    亀甲金網の結束に使用。
    ハッカーは、結束線を結束する工具で、鉄筋と鉄筋をつなぐ時に利用されています。
  • 結束ハッカー

各種板金用工具

  • 柳刃
        
    ラッキング材の切断に使用。汎用性が高い工具。
    緩い曲線用だが、直線にも使えます。
  • 柳刃

  • えぐり刃
          
    ラッキング材の切断に使用。小口径の穴あけ等を行う工具。
    丸穴の開口などきつい曲線切りに最適。板金を曲げたり形成したりする際に必要な切込みを入れることができます。
  • えぐり刃

    柳刃とえぐり刃は似た形をしていますが、刃の形状が異なります。写真だと分かりづらいですが、絵で見ると違いが分かりやすいかもしれません。
    柳刃、えぐり刃の絵

  • つかみ
           
    ラッキング材の折り曲げに使用。
    薄板を挟み込んで曲げたり、薄板の折り返し曲部をつぶしたりできます。
  • つかみ

  • ヤットコ
          
    ラッキング材の折り曲げに使用。
    対象を曲げたりする加工に使用します。ラジオペンチと構造や目的が似ていますが、ニッパーのような切断能力はありません。
  • ヤットコ

  • ロールバッタ
        
    ラッキング材の折り曲げに使用。
    曲線、直線折のハンド曲げ機です。板金の曲げ、円筒形成、複雑な曲げ形状など、板金を曲げる、形成するために必要な工具です。

    見ただけではどうやって使うのかが『謎すぎるNO.1工具』な気がします(笑)

  • ロールバッタ

  • インパクトドライバー
        
    鉄板のビス打ち付け等に使用。
    ネジ(ビス)締めを自動で行える電動工具です。ネジを締めるだけでなく、先端のビットが回転する力を利用してネジを緩める作業もできます。

    紹介した工具の中で一番知っている人が多いのかなと思います。DIYなどでテレビでもよく見かけたりしますよね。

  • インパクトドライバー

工事については調べることがあっても実際に使用する工具やその工具をどうに使うのかなどは、全く知らなかったのでブログを書くことで私自身が勉強になりました✨つたない知識の部分もあったかと思いますが、今回も最後までお付き合いいただきありがとうございました!!(>_<)