【No.1は何?】登場回数の多い高所作業車とは!?
こんにちは😊
早いもので・・・10月も終了。11月になり今年も残すところ、あと2ヶ月になりました!
11月と言えば・・・私が入社したのも11月1日からでした。こちらも早いもので入社してから、2年が経ちました🤗初めての広報のお仕事。分からない事が多いながらも、自分なりのルーティンも出来てきて楽しく投稿させて頂いております✨
この場をお借りして、これからもどうぞ宜しくお願いいたします🙇♀️
本日のBLOGです!!
前回、フルハーネス型墜落制止用具についてのBLOGを投稿させて頂きました!高所作業についても少し触れたのですが。。。
前回のBLOGはこちら👇
社員が受講した『フルハーネス型墜落制止器具特別教育』について調べてみた!
今回はその流れのまま・・・
実際に高所作業を行う時に、保温屋さんが使っている作業車について👷現場で、インサレイションテクノロジーのみんなが施工する時にどんな種類の作業車を使用する機会があるのか。等々。
入社して2年!ここまで集めてきた作業写真たちを駆使して、紹介していきたいと思います!では、今回も最後までお付き合い頂けたら嬉しいです🤭
目次
高所作業車とは
高い場所の保温工事を行う際に使用することの多い高所作業車。割と建設業の作業車の中では、一般の方も知っている方も目にすることが多い働く車なのではないでしょうか🚙ただ・・・やっぱり(当たり前ですが)明確には知らないですよね。
どうやら、高所作業車には定義があり、様々な種類があるようです🤔
高所作業車 部位の名称
以後の説明が分かりやすいように、先に高所作業車の部位の名称図を簡単にご紹介。
特に『ブーム』という名称はあまり聞いたことがないのではないでしょうか👀
定義
- 作業員を乗せた状態で、2m以上の高さまで上昇できる作業床つきの昇降装置・走行装置がついている
- 作業床の昇降に、人力以外の動力が使われている
- 場所を制限せずに自走できる
以上、3つの定義を満たしている必要があります。
『ブーム』と呼ばれるクレーン部分の先端が垂直に昇降でき、人が乗れる作業床が取り付けられているという事が大前提。その作業床は2m以上の上昇ができる機能が必要となります。
また、作業床は電動等の人力以外の動力でなけれないけません。作業『台』ではなく、作業『車』という事で、車の機能も求められている為、自走できる機能も必要不可欠な定義のひとつになります🙌
種類
高所作業車は作業床の昇降機構により4つの種類があり、それぞれに3つの走行タイプがあります。細かく分けると12種類に分けることが出来るようです🤓
- 伸縮ブーム型
- 屈折ブーム型
- 混合ブーム型
- 垂直昇降型
ブームが伸縮する。
ブームが屈折する。
ブームが伸縮・屈折する。
作業床が垂直に昇降する。
- クローラー式
- ホイール式
- トラック式
タイヤ部分にベルトが設置されているタイプ。足場の悪い場所での移動に強い。公道を走れないものが多く、スピードが出ないようになっている。
昇降機構に直接タイヤが設置されているタイプ。悪路には弱いが、しっかりしている地面ならば早い速度で移動が可能なため、公道も走行はできる。
トラック荷台部分に昇降装置が取り付けられているタイプ。基本はトラックなので問題なく公道を走行可能。移動能力が高いので、公道や移動の多い現場に向いている。
実際に使用している種類
では、実際にインサレイションテクノロジーで現場の皆が使用している作業車を詳しく見てみましょう👀
垂直昇降型
こちらの種類は使用している写真をよく見かけるので、インサレイションテクノロジーでは、施工時の登場頻度は1番高いのかもしれません。
人が乗る部分である作業床を垂直に押し上げて上下させられるタイプの垂直昇降型。
作業床をまっすぐ上にもちあげるため、安定感が高いのが特徴です。作業床も比較的大きめなので、工具や材料、数名の作業員を乗せて効率よく作業を行うことが出来ます。
そこまで高い位置まで持ち上げることは出来ないので、使用の場は限定されるものの、小回りがきき狭い現場にも向いている高所作業車と言えます。操作が簡単で、使いこなしやすい作業車のようです✨
小型タイプが多いため、狭い現場や倉庫・工場内など、屋内の作業用に使用される事が多い高所作業車と言えるため、建設業の中でもインサレイションテクノロジーのような設備業に重宝されそうです。
垂直昇降型の中でも、昇降機構によって更に種類が細かく分類されます。(ここでは説明を省きます💦)
伸縮ブーム型
伸縮ブーム型の高所作業車は、Instagramでも紹介させて頂きました!わざわざ送って来てくれたから、そんなに使う頻度は高くないのかな🤔と勝手に思っております。
Instagramの投稿はこちら👇
伸縮ブーム型は、ブーム部分がが一直線に伸びるタイプ。
比較的高い位置まで作業床を上昇させることができ、更に、作業床の位置も調整しやすくなっています。ブームをまっすぐにしか動かせないため、狭い場所や障害物がある場所では使いにくく、比較的広いスペースが必要になります。
しかし、建設業だけに留まらず、造園などでも使われるなど、業種を問わず幅広い作業現場で活用できるため、もっとも普及率が高いタイプとも言われているようです🙌
橋梁点検車(ブリッジチェッカー)
橋梁点検車が一番馴染みがないかもしれません💦私も会社に入るまで知らなかった・・・
ます、インサレイションテクノロジーで行っている事業内容のひとつに、『耐火防護工事』と言われるものがあります。
これは、耐火セラミック保温材を巻き付け、金属製外装材で覆うことにより、橋梁部に架空設置された通信ケーブル配管を火災発生時の炎から保護する工事になっています。この工事の際に使用されているのが、橋梁点検車なのです👏
橋梁点検車は、橋の側面や下部の作業をする際に用いられる作業車で、高所作業車の一種です。車両からブームを伸ばし、作業員が乗る作業床を橋の側面だったり下部に移動させることで、足場を組まなくても橋梁の作業をすることが出来ます👷
ブリッジチェッカーとも呼ばれ、BT車とも言われているようです!(これも、Instagramでフォロワーさんが教えてくれた🥺勉強になります。)
作業の為に必要な資格とは
さて、ここまで説明してきた高所作業車ですが、操作するためには資格の取得が必要となります。資格取得には、特別教育か技能講習を受講します。
公道を走れるタイプの高所作業車の場合は、併せてその高所作業車のサイズに適応した自動車運転免許が必要です🚛
高所作業車特別教育
高所作業車を運転(操作)する方が必ず受講し修了しなければいけない特別教育。作業床の高さが10m未満の高所作業車を操縦できます。
- 学科
- 高所作業車の作業に関する装置の構造及び取扱いの方法に関する知識・・・3時間
- 原動機に関する知識・・・1時間
- 高所作業車の運転に必要な一般的事項に関する知識・・・1時間
- 関係法令・・・1時間
- 実技
- 高所作業車の作業のための装置の操作・・・3時間
以上の、学科と実技講習を受講することで、実戦的な知識・技術力を身に付けます。
高所作業車技能講習
作業床の高さが10m以上の高所作業車の運転操作を行う場合は、技能講習を修了しなければいけません。
- 学科
- 高所作業車の作業に関する装置の構造及び取扱いの方法に関する知識・・・5時間
- 原動機に関する知識・・・3時間
- 高所作業車の運転に必要な一般的事項に関する知識・・・2時間
- 関係法令・・・1時間
- 実技
- 高所作業車の作業のための装置の操作・・・6時間
以上の合計17時間の技能講習が行われます。該当する免許の保有者などは免除される科目もあるようです。
インサレイションテクノロジーでは?
前述した通り、インサレイションテクノロジーでも高所作業車を使う作業を行う機会は多々あります。
まったくジャンルの違う異業種からの転職組も多い弊社。社員の資格についてはどうしているのか・・・をご紹介🙌
入社したら
中途・新卒関係なく、入社してからまず取りに行ってもらう資格が『高所作業車技能講習』です!
費用は会社負担、予約などの手続きも会社が行います。講習日も基本的には平日の稼働時間内で受けに行ってもらっております。
因みに、受講してもらっているのは技能講習の方なので、受けた皆は作業床の高さが10m以上の高所作業車でも作業が出来るのであります👷
資格についてのBLOGを以前投稿しています。ご覧になってみて下さい👇
【知らなきゃ損!?】熱絶縁工事業で取れる資格って何があるの?
今回は、現場のみんなが送ってきてくれる現場写真の中で、使われている高所作業車について私自身も気になっていたので調べてみました👀一口に高所作業車と言っても色々な種類があるので、インサレイションテクノロジーでの作業では特に何を使用することが多いのかという事がお伝え出来たら、働きたいとなった時に想像しやすいかなと思って紹介させて頂きました✨
今回も最後までお付き合い頂き、ありがとうございます😊