【新KYT教育受講】危険を評価し行動に移す力を育てよう!

こんにちは🫡
気付けばもう11月ももうすぐ終わり・・・(毎年言ってる😂)だいぶ、寒い日も出てくるようになったせいか。。。私は腰痛になってしまいました💧
多分、寒さによる軽いぎっくり腰の感じの症状。。。この時期は、ぎっくり腰・ぎっくり背中・ぎっくり膝に注意のようです😇皆さんは、お気をつけて🥹
本日のBLOGです。
今回は、今月、現場の社員たちが受けていた『新KYT教育』について調べてみました👀この教育名・・・私は聞いた事がなかったのですが、どんな教育内容になっているのか。詳しく紹介していきたいと思います!
目次
新KYT教育受講の様子
まずは、社員たちの当日の受講の様子を紹介しておこうかと思います
いつ・どこで
- 日時:2025年11月5日(水) 9:00~16:30
- 形式:オンライン(Zoom)
- 場所:会社会議室
コロナ以降は、オンラインの会議や講座が増えていて場所問わず参加することが出来るのは、ありがたいですね👀
内容
詳しい内容は、後の章で説明したいと思いますが、ざっくりとした内容は以下の通り👇
- 新KYTの必要性
- 健康問いかけKY
- KYT基礎4ラウンドKYT
- グループ演習
- グループ演習(発表・講評)
合計360分(6時間)の講習となっております。※途中休憩があり、1日で受講が完了。休憩の様子・・・せっかく撮ったので載せておきます📷

対象者
社内で、まだ『職長・安全衛生責任者教育』を受けていないメンバーが対象でした👥
今回の『新KYT教育』を受講し、その後『職長・安全衛生責任者教育』の修了証を取得することが最終的なゴールとなっております!
『職長・安全衛生責任者教育』については以前のBLOGで詳しい内容を投稿しています。良かったらご覧になってみて下さい👇
【現場でなぜ必要なの⁉】職長・安全衛生責任者とは
受講したのは、まだ社歴としては短いメンバーがほとんどですが、受講することによって、
- 現場作業中の『ヒヤリハット』『災害予兆』を事前に察知する力が育つ
- 個々の感覚に頼らず、チーム全体で危険を共有・対策できる体制をつくることができる
- 新KYTの要素(リスク評価・作業手順確認)を取り入れ、予測から行動までを定着させる
等々の事が考えられるようになる受講内容かなと思います🤔
受講の様子
今回は、事務所内の応接間兼会議室にて受講(Zoom)が行われたので、有り難いことに写真を撮ることができました😍まじめに受講するみんなの様子もお届けです!


もちろんInstagramの方でも紹介していますのでご覧になってみて下さい👇
そもそもKYT教育って何?

では、先に説明済みの、弊社の社員達が受講した『新KYT教育』。
そもそもこの教育の表現は元々ある『KYT教育』というものをベースにしたもののようです!という事で、『新KYT教育』を知る前に、ベースである『KYT教育』から調べて行ってみようかと思います🙌
KYT教育とは
KYTとは、『Kiken(危険)』 の K、 『Yochi(予知)』 の Y、 『Training(訓練)』 の T、を取って略したものです。(・・・すみません。。。でも言いたい…「訓練だけ英語なんかーい!」と思ったのはきっと私だけではないはず😂)
目的
目的としては、
- 作業・現場に潜んでいる危険要因を事前に発見・予測して、それを『対策⇒行動』に結びつける能力を養うこと
- この教育を通して、安全意識を向上させ、労働災害の防止
とされております👷
内容
主な内容は、
- 危険要因の抽出方法
- リスク評価
- 作業手順の確認
- 事故防止策の検討
が含まれます。
更に、グループディスカッションや実際の作業現場での訓練を通じて、参加者の危険感受性を高めます👷
では、新KYT教育とは?

『KYT教育』を調べたところで、本題の『新KYT教育』について紹介していきます!
新KYT教育とは
新KYT教育は、従来のKYTをさらに発展させた取り組みで、『危険を予測する力』だけでなく、リスク評価や作業手順の確認までを含めた実践的な教育です🤓
新KYT教育では、単に『危険を見つける』だけで終わらせず、その危険がどの程度のリスクを持つのかを分析し、具体的な対策を立てて現場へ反映させるところまで踏み込みます。
また、実際の作業現場での映像や写真を使いながら、チームで危険を洗い出し、対策を即時に検討する体験型トレーニングが中心となるのも特徴です🤔
受講するメリット
職場の安全衛生担当者や現場管理者、監督者など、危険予知の推進者となる方に向けた内容の為、受講者は現場でのリーダーシップを発揮することが期待されます👀
職場での事故防止はもちろん、危険意識の向上、チームワークの強化、生産性の向上、リスク評価能力などが養われ、より安全で健全な職場づくりに役立つ講習と言えるようです!
KYT教育と新KYT教育の違いは
ここまで、『KYT教育』と『新KYT教育』について順番に紹介しましたが、結局何が違うの?という所もご紹介🙌
KYT教育と新KYT教育の主な違い

簡単にまとめると、次のような違いがあります。
- KYT教育は「危険を予知して、チームで話し合い、対策を考える」基礎的な安全教育。
- 新KYT教育はそこに「リスク評価」や「作業手順の見直し」といった実践的要素を加え、現場での即戦力につなげる発展型の教育です。
また、新KYT教育では職長や現場リーダーなど、安全管理に責任を持つ立場の人が対象になることも多く、より深い安全意識と判断力が求められる内容になっています👷
まとめ
KYT教育と新KYT教育は、どちらも『安全な職場づくり』を目的とした重要な教育です。
違いは『どこまでをカバーするか』にあります🤔
- KYT教育:危険に気づく力を育てる
- 新KYT教育:危険を評価し、行動に移す力を育てる
現場の特性や従業員の経験に合わせて、KYT教育を基礎として、新KYT教育へとステップアップする形で取り入れていくことで、より実効性のある安全活動が実現できます。
実際の内容は?

ここからは・・・
実際に行われている内容はどんな内容なのか!?を調べてみます!まずは、すでに出ている内容もありますが、『KYT教育内容』と『新KYT教育内容』の洗い出しをしてみました👀
受講内容洗い出し
- KYT教育
- ブレーンストーミング法
- 指指呼称
- 4ラウンド法の進め方
- ビデオ及び実習
- リーダーの心得
- ワンポイントKYT
- 三角KYT
- 新KYT教育
- 新KYTの必要性
- 健康問いかけKY
- KYT基礎4ラウンド法の進め方
- リスクアセスメントKYT
- グループ演習
- グループ演習 発表・講評
両方の教育内容で行われているのは、『4ラウンド法』👀
気になりますね🤔詳しく調べてみましょう!
4ラウンド法とは

『4ラウンド法(フォーラウンド法)』は、KYT(危険予知訓練)を実践するための代表的な手法です。現場での危険を『見える化』し、チーム全員で共有して対策を決めるための流れを体系化したものです。
4ラウンド法とは
KYTの目的は『作業中に潜む危険を事前に予測して防ぐ』こと。
そのために、単なる注意喚起ではなく、段階的に『考え・話し合い・行動に移す』プロセスを踏むのが4ラウンド法です🫡
4ランド法の流れ
- 第1ラウンド:現状把握(どんな危険があるか?)
- 第2ラウンド:本質追及(どこに危険のポイントがあるか?)
- 第3ラウンド:対策樹立(どうすれば防げるか?)
- 第4ラウンド:目標設定(私たちはこうする!)
現場の写真やイラストを見て『どんな危険が潜んでいるか』をチーム全員で洗い出します。危険に気づく力を養うことが目的です🤔
第1ラウンドで出た意見を整理し、事故につながる『根本的な原因』を考えます。危険の革新を見抜くことが目的です。
危険を防ぐためにどんな対策・行動が必要かを話し合います。実際に危険を減らす手段を決めることが目的です🤓
チーム全員で『今日の安全目標』や『実行する行動』を声に出して確認します。行動への意識統一と習慣化が目的です。
具体的な進め方(例)

『建設現場の足場作業中写真』を見たと仮定して、具体例を考えて見ましょう👀
- 第1ラウンド:現状把握(どんな危険があるか?)
- 第2ラウンド:本質追及(どこに危険のポイントがあるか?)
- 第3ラウンド:対策樹立(どうすれば防げるか?)
- 第4ラウンド:目標設定(私たちはこうする!)
「足元に工具が散らばっている」「手すりが外れている」「他の作業員が下で作業している」などを発見。
「整理整頓が不十分」「安全帯を使用していない」「作業エリアの区分が曖昧」といった“危険の本質”を抽出。
「作業前に足場点検を実施」「使用後の工具はすぐに片付け」「他作業との時間調整を行う」など、具体策を立案。
「今日の目標:足元ヨシ!声かけヨシ!整理整頓を徹底!」など、チーム全員で唱和。
以上のような流れになる模様🤔
4ラウンド法のポイント
- 全員参加型であること(リーダーだけが考えない)
- 短時間で集中して行う(5〜10分でもOK)
- 現場に即したテーマを扱う(写真・イラスト・実際の作業など)
- 声に出す・書く・共有することで意識を強化
4ラウンド法は、「危険に気づく → 分析する → 対策する → 実行する」という安全意識の習慣化プロセスです。
KYTの核となるこの手法を繰り返し実践することで、一人ひとりが『危険を先取りして動ける力』を身につけていくことができます💪
今回は、先日社員たちが受けていた講習について詳しく調べてみました!KYT教育という名前自体初めて聞いたので、勉強になりました!何よりも社員たちの安全意識向上が一番の目的ですね✨
今回の教育をしっかり活かして現場では安全第一で頑張っていただきたいです!
今回も最後までお付き合いいただきありがとうございました😊




